2022.05.27
本研究科出身の岡檀君が横断型基幹科学技術研究団体連合木村賞を受賞
本研究科(医療マネジメント専修)出身の統計数理研究所特任准教授岡檀君が、横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)の2021年度の木村賞を受賞しました。木村賞は、横幹連合コンファレンスでの特に優れた研究を表彰するもので、今回は、「COVID-19感染拡大による生活変化の把握と対策に資する量的/質的混合アプローチ」(岡檀、椿広計、山内慶太共著)が選ばれ、5月26日開催の同連合定時総会において岡檀君に授与されました。
https://www.trafst.jp/document/kimura-medal/
横幹連合は、34の学会協会が細分化した学問領域の横断化による連携と統合から新たな社会課題の解決や社会的価値の創出に寄与することを目指して運営している学術団体で、分析手法と学際性を重視して来た本研究科にとっても嬉しい受賞です。
岡君は、学位論文の研究を基にした著書『生き心地の良い町-この自殺率の低さには理由(わけ)がある』(講談社)が多くの読者を得て来ましたが、本年2月にも、「GISを用いた地理的特性指標の開発、心身の健康状態に関する地域間格差の把握と要因の探求」に対してシンフォニカ統計GIS活動奨励賞が公益財団法人統計情報研究開発センターから授与されています。