2017年7月1日(土)、遠藤地区にある慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスにて「ふじさわプラス・テン大交流会」を開催しました。
藤沢市、公益財団法人藤沢市保健医療財団との主催、公益社団法人藤沢市医師会の後援により実施された本講座には、ふじさわプラス・テンの研究調査にご協力いただいているグループや積極的に身体活動促進に努められている方など85名の方に来場いただきました。
当日の司会は、昨年に続きふじさわプラス・テンプロジェクトに携わる本学スポーツ医学研究センター研究員の柴知里が務めました。本研究代表である本学大学院健康マネジメント研究科・スポーツ医学研究センターの小熊祐子准教授による開会の言葉ののち、鈴木恒夫藤沢市長からご挨拶頂きました。
前半では、小熊祐子准教授より「ふじさわプラス・テン研究成果報告」を行いました。
講演では、日本医療研究開発機構委託研究の成果と、これまでの成果を基盤にした地域全体の身体活動増加に向けた今後の広がりについて展望を報告しました。
休憩時間には、集合写真の撮影とふじさわプラス・テン体操の実演を行いました。
体操は、藤沢市保健医療財団の土村里佳運動指導員と鈴木美春運動指導員の指導のもと、使っている筋肉を意識しながらのびのびと体を動かしました。
後半は、東邦大学医学部社会医学講座衛生学分野 助教 今村晴彦先生と本学大学院健康マネジメント研究科の齋藤義信助教によるワークショップ「運動をきっかけとしたグループ活動継続の効果と秘訣」が行われました。初めに、簡単足指体操や自己紹介を行ってアイスブレイクをしました。
その後、「①研究成果報告を聞いた感想」や「②グループ活動を継続するためのルール(規則)、ロール(役割)、ツール(道具や資源)で紹介できること・今後取り入れたいこと」について自由に話し合い、ふせんに書いて模造紙に張り付けていきました。
自分の所属するグループや地域の特徴をルール(規則)、ロール(役割)、ツール(道具や資源)の新しい切り口から見直す機会となり、皆さん、新たな気付きがあったようでした。
最後に、藤沢市保健所 健康増進課 相原陽子課長より閉会の言葉をいただき、盛会のうちに「ふじさわプラス・テン大交流会」を終了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。