10月18日、19日、第50回の日本医療・病院管理学会が開催されました。その総会の席上、本研究科医療マネジメント専修の鈴木圭介君(後期博士課程在学)が、学会賞を受賞しました。
学会賞は、1年間に『日本医療・病院管理学会誌』に掲載された論文の中から最優秀の論文の著者1人が表彰されるもので、同君による「リハビリテーション総合実施計画書が家族の参加意欲に与える影響」(第48巻4号)が選ばれました。
表彰された論文は修士論文を更に発展させたものですが、長年の作業療法士としての問題意識を基に、家族への質問紙調査に構造方程式モデリングを適用して、リハビリ総合実施計画書が家族の参加意欲に与える影響を明らかにしたものです。患者と家族の立場に立った、計画書のより合理的な改善にも寄与する研究であり、今後の発展が期待されます。
受賞時の様子
鈴木君(右)と高木研究科委員長