2013.05.16

【修了生の活動紹介】スポーツマネジメント専修 2007年修士課程修了 矢倉尚典

健康マネジメント研究科に一期生として入学した時、私は50歳を超えていました。勤務先でヘルスケア関係の調査研究を担当していたのですが、上司からは専門誌に掲載されるような水準の論文執筆を求められており、知識の整理と体型的な学びの必要性を感じて、大学院進学を決意しました。勤務を続けながらの大学院生活だったので体力的にはきつかったのですが(若い頃のように無理がきかない!)、先生、仲間、家族に支えられ、充実した2年間を送ることができました。


研究成果をまとめた論文(しかも英文!)は日本ヘルスサポート学会の学会誌『Asian Pacific Journal of Disease Management』に掲載され(健康マネジメント研究科同様、この学会は学際的なので、個人的にお薦めです!)2008年度学会賞(研究部門賞)を受賞することもできました(苦労が報われた!)。


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(写真中央が矢倉君)

勤務先の企業グループは2005年と2007年にヘルスケア関連のサービス事業会社を設立し、私は両社の設立・育成・運営に携わりました。困難な課題も多々ありましたが、2013年3月末でようやく両社とも黒字決算となります。黒字化したこと、つまり、お客さまが評価してくださったサービスの価値がその供給に要したコストを上回ったことにより、ヘルスケア・サービスという仮説が事業という検証によって証明できたことをうれしく思っています(定年に間に合った!)。


スポーツマネジメント専修1期生 矢倉尚典